2009年05月14日

鹿児島上陸!

My Private Cinema Story Vol.6

Foreword

映画・映画館・映写・たまに古着の事を、個人的な目線で紹介していこうと思います。
第6回目は、鹿児島上陸!


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ついに、鹿児島上陸!
 「何が?」となりますが、

アメリカ先行上映公開時、4館での上映から全世界に広まり、世界中の映画ファンを魅了した作品。

【最優秀賞受賞】

●ヴェネチア国際映画祭 金獅子賞
●英国アカデミー賞 主演男優賞
●インディペンデント・スピリット賞 作品賞/主演男優賞/撮影賞
●アメリカ映画協会賞 トップテン・フィルム
●ゴールデン・グローブ賞 主演男優賞/主題歌賞
●ナショナル・ボード・オブ・レビュー トップテン・フィルム
●ボストン映画批評家協会賞 主演男優賞
●シカゴ映画批評家協会賞 主演男優賞
●ラスベガス映画批評家協会賞 助演女優賞
●ワシントンD.C.映画批評家協会賞 主演男優賞
●サンフランシスコ映画批評家協会賞 主演男優賞/助演女優賞
●デトロイト映画批評家協会賞 主演男優賞/助演女優賞
●サンディエゴ映画批評家協会賞 主演男優賞/助演女優賞
●サウスイースタン映画批評家協会賞 トップテン・フィルム
●フェニックス映画批評家協会賞 トップテン・フィルム/助演女優賞/主題歌賞
●オースティン映画批評家協会賞 トップテン・フィルム
●ダラス-フォートワース映画批評家協会賞 トップテン・フィルム
●フロリダ映画批評家協会賞 主演男優賞/助演女優賞
●ユタ映画批評家協会賞 主演男優賞
●オクラホマ映画批評家協会賞 トップテン・フィルム/主演男優賞/助演女優賞/脚本賞
●カンザスシティ映画批評家協会賞 監督賞/主演男優賞/脚本賞
●セントラルオハイオ映画批評家協会賞 トップテン・フィルム/主演男優賞/助演女優賞
●アイオワ映画批評家協会賞 主演男優賞
●トロント映画批評家協会賞 主演男優賞
●ロンドン映画批評家協会賞 作品賞/男優賞
●オンライン映画批評家協会賞 主演男優賞/助演女優賞
●ニューヨーク・オンライン映画批評家協会賞 トップテン・フィルム
●オンライン映画&テレビジョン協会賞 主題歌賞
●女性映画批評家協会賞 主演男優賞
●インディワイアー映画批評家協会賞 主演男優賞
●国際シネフィル協会賞 主演男優賞
 
【ノミネート】

●アカデミー賞 主演男優賞/助演女優賞
●ゴールデン・グローブ賞 助演女優賞
●英国アカデミー賞 助演女優賞
●アメリカ映画俳優組合賞 主演男優賞
●アメリカ脚本家組合賞 脚本賞
●アメリカ美術監督組合賞 美術賞(コンテンポラリー)
●アメリカ衣装デザイナー組合賞 衣装デザイン賞(コンテンポラリー)
●サテライト賞 主演男優賞/主題歌賞
●放送映画批評家協会賞 作品賞/主演男優賞/助演女優賞/主題歌賞
●セントルイス映画批評家協会賞 主演男優賞/助演女優賞
●デトロイト映画批評家協会賞 作品賞/監督賞
●バンクーバー映画批評家協会賞 主演男優賞/助演女優賞
●ロンドン映画批評家協会賞 監督賞
●オンライン映画批評家協会賞 作品賞/監督賞/脚本賞
●オンライン映画&テレビジョン協会賞 主演男優賞/助演女優賞/脚本賞
●ゴッサム賞 作品賞
●国際シネフィル協会賞 作品賞/助演女優賞


全世界の映画賞54冠に輝いた、今年最高のヒューマンドラマ!

ミッキー・ローク主演 「レスラー」

ついにミッテでの上映が決定!(6月予定)


鹿児島上陸!



10代~20代の方は、「ミッキー・ローク」と言ってもピンとこないかもしれませんが、自分たち30代もしくはそれ以上の世代の方にとって「ミッキー・ローク」と云えば・・・、今で言う「ザック・エフロン」少し前なら「レオナルド・ディカプリオ」「ブラッド・ピット」的な存在?俳優と言えばわかりやすいかもしれません。

80年代のミッキー・ローク

鹿児島上陸!



近年は、「スパン」「ドミノ」・・などに出演して抜群の存在感を、
「シン・シティ」では孤独な主人公を熱演。(どのミッキー・ロークもカッコいいです。)

鹿児島上陸!




鹿児島上陸!



今、ネットで「レスラー」について調べてみたら、

「80年代にセクシーな魅力で人気の頂点を極めたものの、その後低迷。人生の再起を賭けた中年のプロレスラー役に、自らの人生を重ね合わせた演技が絶賛されたミッキー・ローク。人生の光と影を見事に表現したこの人間ドラマで完全復活を遂げた作品・・」
このような文章で紹介されていました。

ミッキー・ロークを知っている方は、“なるほど”と思うかもしれませんが、
ミッキー・ロークを知らない方は、まだピンとこない思うので、

少しだけミッキー・ロークについて、

名門アクターズスタジオに1回目のオーディションで合格し、「20年に一人の逸材」と言われ、特に演技力で抜群の才を発揮するも、その才能ゆえに不幸な事に・・・
ダスティン・ホフマンから「レインマン」への主演依頼を受けても、台本も見ずにその時だけの気分で断った。そんなケースが続いた為に仕事が1本もこなくなる。

鹿児島上陸!



子供の頃からの友人(監督)さえからも無視され、こんな屈辱が何年も続き一度チャンスが来るも、暴力事件(若い男を殴り飛ばし3日間入院させる)を起こして、決まっていた映画も降ろされた。 理由は、その男が妻(ミッキー・ロークの)に強いドラッグを覚えさせたからだった。
すぐにプロデューサーに手紙を書いた「もしあんたの奥さんが同じ境遇にあったら、あんたもそうするだろう」しかし、何の返答もなかった。

その後、ヨーロッパの低予算映画に出た。若いクルーはみな、毎日15時間働かされ、3日間も食事をしていない状況でプロデューサーを殴りたかった。 しかし、ミッキー・ロークは殴る代わりに言った。
「オレのギャランティーから引いてもらっても構わない。こいつらに何か食べさせてやってくれ」

「失くしたものを見つけるのが、これからの人生だ」

雑誌インタビューより抜粋(10年前)。

先日某会場での、ミッキー・ロークのコメント。

「ここにたどり着くまで16年くらいかかったよ。まあ、単に実力がなかったわけだけど。それにおれの辞書には、プロとしてのプライドを持ち続けるという言葉がなかったんだ。それに変化というものは、弱者のためにあるものだとずっと思ってた。そう、すべてを失うまで・・。だからこんな形で戻ってこれて、本当にうれしいよ」。


良くも悪くもこれが、自分たち(世代)が愛してやまない「ミッキー・ローク」です。
昔の、ミッキー・ローク作品でも観ながら、「レスラー」鹿児島上陸!(上映)待ちたいと思います。


映画と古着をこよなく愛する34歳より。


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Posted by ミッテちゃんとテンくん at 02:08 │◆映写室便り

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