2018年03月28日
「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」
My Private Cinema Story Vol.84
Foreword
映画・映画館・映写・たまに古着の事を、個人的な目線で紹介していこうと思います。
第84回目は、「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」
「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」 3月30日(金)~
Introduction
メリル・ストリープ×トム・ハンクス×スティーヴン・スピルバーグ監督
奇跡のチーム実現!国家の最高機密文書<ペンタゴン・ペーパーズ>。
なぜ、アメリカ政府は、4代にわたる歴代大統領は、30年もの間、
それをひた隠しにしなければならなかったのか―。
Cast : メリル・ストリープ/トム・ハンクス
Director : スティーヴン・スピルバーグ
Screenplay:リズ・ハンナ/ジョシュ・シンガー
Comments
複雑な諸事情があり
ある人物と会う事になった。
いや、会わないといけなくなった。
その人物は、映画の冒頭シーンのように話しを始めた。
政府の仕事の話しから現在置かれている状況も含めて。
詳しくは書けないが・・・
映画的に云えば、
オリバーストーン監督の映画「スノーデン」日本版?か。
途中からはこの話を映画化できたらと思い聞いていた。
そんな複雑な状況の中、
映画「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」を観た。
舞台は1971年のアメリカ。
アメリカ政府の機密文書流出事件を基にした作品で
ワシントン・ポストのジャーナリスト達を描いている。
監督は誰もが知っているスティーヴン・スピルバーグ監督。
主演も誰もが知っているであろう
メリル・ストリープ&トム・ハンクス。
実話を基にした内容は勿論の事、
個人的な見どころとして挙げたいのは
1970年代を細部まで再現している点。
当時のタイプライター・電話機・ローロデックスまで。
トム・ハンクスよろしく
自分もタイプライターは好きで持っている。
まさか40数年後に、
このすべてがスマホに入っていると云う驚きと悲しさ。
しかも細かいディティールを豊かに表現するために
デジタル撮影ではなく35mmフィルムで撮影している。
自分も含めて映画「大統領の陰謀」(1976年)
好きな方には最高のエンディングが待っている。
途中で「まさか」とは思ったが。
これがスピルバーグ監督流
「大統領の陰謀」に対する敬意の表し方か。
今作を撮るにあたってスピルバーグ監督は、
制作を進めていたSF大作「レディープレイヤー1」
を止めてまでこの映画を撮った。
どうしても早く撮らなければならない理由があった。
その理由のひとつが、
アメリカ合衆国のドナルド・トランプ大統領
今もトランプ大統領は、
政府を攻撃する新聞やテレビを「フェイクニュース」
と叫んでいる。そのトランプ政権に警笛を鳴らすために。
ただ、スピルバーグ監督も思いもしなかっただろう。
結果、この映画が日本にも警笛を鳴らす事になろうとは。
今、日本は朝日新聞の「森友文書 書き換えの疑い」
スクープ記事を発端に森友問題に揺れている。
関係者が一人亡くなっているので軽々しくは言えないが、
(C) Twentieth Century Fox Film Corporation and Storyteller Distribution Co., LLC.
------
森友問題に関わったすべての人に
キャサリン・グラハムのように正しい判断をしてほしい。
誰に “ 忖度 ” する事なく・・・
映画と古着をこよなく愛する43歳より。
Foreword
映画・映画館・映写・たまに古着の事を、個人的な目線で紹介していこうと思います。
第84回目は、「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」
「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」 3月30日(金)~
Introduction
メリル・ストリープ×トム・ハンクス×スティーヴン・スピルバーグ監督
奇跡のチーム実現!国家の最高機密文書<ペンタゴン・ペーパーズ>。
なぜ、アメリカ政府は、4代にわたる歴代大統領は、30年もの間、
それをひた隠しにしなければならなかったのか―。
Cast : メリル・ストリープ/トム・ハンクス
Director : スティーヴン・スピルバーグ
Screenplay:リズ・ハンナ/ジョシュ・シンガー
Comments
複雑な諸事情があり
ある人物と会う事になった。
いや、会わないといけなくなった。
その人物は、映画の冒頭シーンのように話しを始めた。
政府の仕事の話しから現在置かれている状況も含めて。
詳しくは書けないが・・・
映画的に云えば、
オリバーストーン監督の映画「スノーデン」日本版?か。
途中からはこの話を映画化できたらと思い聞いていた。
そんな複雑な状況の中、
映画「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」を観た。
舞台は1971年のアメリカ。
アメリカ政府の機密文書流出事件を基にした作品で
ワシントン・ポストのジャーナリスト達を描いている。
監督は誰もが知っているスティーヴン・スピルバーグ監督。
主演も誰もが知っているであろう
メリル・ストリープ&トム・ハンクス。
実話を基にした内容は勿論の事、
個人的な見どころとして挙げたいのは
1970年代を細部まで再現している点。
当時のタイプライター・電話機・ローロデックスまで。
トム・ハンクスよろしく
自分もタイプライターは好きで持っている。
まさか40数年後に、
このすべてがスマホに入っていると云う驚きと悲しさ。
しかも細かいディティールを豊かに表現するために
デジタル撮影ではなく35mmフィルムで撮影している。
自分も含めて映画「大統領の陰謀」(1976年)
好きな方には最高のエンディングが待っている。
途中で「まさか」とは思ったが。
これがスピルバーグ監督流
「大統領の陰謀」に対する敬意の表し方か。
今作を撮るにあたってスピルバーグ監督は、
制作を進めていたSF大作「レディープレイヤー1」
を止めてまでこの映画を撮った。
どうしても早く撮らなければならない理由があった。
その理由のひとつが、
アメリカ合衆国のドナルド・トランプ大統領
今もトランプ大統領は、
政府を攻撃する新聞やテレビを「フェイクニュース」
と叫んでいる。そのトランプ政権に警笛を鳴らすために。
ただ、スピルバーグ監督も思いもしなかっただろう。
結果、この映画が日本にも警笛を鳴らす事になろうとは。
今、日本は朝日新聞の「森友文書 書き換えの疑い」
スクープ記事を発端に森友問題に揺れている。
関係者が一人亡くなっているので軽々しくは言えないが、
(C) Twentieth Century Fox Film Corporation and Storyteller Distribution Co., LLC.
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森友問題に関わったすべての人に
キャサリン・グラハムのように正しい判断をしてほしい。
誰に “ 忖度 ” する事なく・・・
映画と古着をこよなく愛する43歳より。
Posted by ミッテちゃんとテンくん at 06:03
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