2009年03月27日

青い目をしたサムライ?




侍ジャパン優勝おめでとう!



先日、テレビ中継で侍ジャパンが、優勝しているところを観て素直に喜んでいる自分がいました。 いつもの自分はアメリカの(古着)ユニホームを着ているつもりでしたが、素直に喜んでしまうと言うことは、自分にもジャパンの血が流れていて心の中はジャパンのユニホームを着ている?のだと思いました。 


そこで、アメリカのサムライは?、誰か考えてみました。 ふと思いついたのが、クリント・イーストウッド。もはや説明不要ですが名優にして、最高の監督! 今までの主演作品・監督作品・言動等を考えたら、アメリカのサムライとして呼ぶにふさわしい人物。


という事で、クリント・イーストウッド監督の2作品に焦点をあてていきたいと思います。



1作品目は、現在公開中の「チェンジ・リング」
2作品目は、425日公開作品の「グラン・トリノ」



どちらの作品も監督の代表作になるであろう作品だと思います。(個人的に)



INTRODUCTION



「許されざる者」と「ミリオンダラー・ベイビー」などの作品でハリウッドで最も多くの尊敬と期待を集める巨匠、クリント・イーストウッド。
 アカデミー助演女優賞を受賞した『17歳のカルテ』から最新ヒット作『ウォンテッド』までの9年間にハリウッドのトップ・スターの地位を築き上げたアンジェリーナ・ジョリー。アメリカ映画界の至宝ともいうべき2人が、衝撃の実話を元に奇跡のコラボレーションを奏でる感動作。



 青い目をしたサムライ?


「チェンジ・リング」を観終わった後、しばらく座席から立ち上がれませんでした。 正直に言うとこの作品を観ようと思ったのが、1920年~1930年前後のアメリカを舞台にしているとの事だったので、古着好きの自分としては(昔のアメリカの服・文化・家具・車など)そのことばかり考えながら観ようと思っていたのが、間違いの始まりでした。冒頭から作品に引き込まれて、最後のエンドクレジットまで抜け出せられませんでした。 内容は重いですが、アンジェリーナ・ジョリーのファッションや演技・音楽・他のキャスト・ストーリー(実話)など、すべてが見ごたえのある作品です。


余談ですが、この作品は1920年代のアメリカを再現させるため、アメリカ中の古着屋から当時の衣装を1000着以上を集めて再現している点も見逃せないです。


「チェンジ・リング」は好評につき、43日まで続映が決定したので、まだ観ていない方はお早めに。



 青い目をしたサムライ?



「グラン・トリノ」ですが、この作品のなかでウォルト(クリント・イーストウッド)の大切にしているヴィンテージ・カー(グラン・トリノ)を隣の少年が盗もうとして失敗したところから物語が始まるみたいなのですが、個人的にそこだけ聞いただけで・・・。


今、モノが使い捨てになっていっている時代のなか、古いモノを大切に使い続けるという行為が、なくなってきていると思います。 自分は車ではないのですが、古いロードフォックス(1985年製)と言うバイクに約12年乗っていますが(バイク年齢でいったら60歳前後?)、25年前のバイクなので故障したり、部品がなくて大変ですが、乗り換える気持ちはなく、逆に故障して修理するたびに、愛着が増していっている気がします。 バイク屋に持っていくたびに買い替えを勧められますが・・・


そういうこともあり、「グラン・トリノ」今から公開が待ち遠しい作品です。



話が少し逸れましたが、現在ミッテでは春休中という事もあり、ファミリー作品、キッズ作品が中心ですが、 4月からは「グラン・トリノ」を含めて大人作品が増えますので、時間が空いた時はぜひミッテへ。



映画と古着をこよなく愛する34歳より。

 


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Posted by ミッテちゃんとテンくん at 02:11 │◆映写室便り

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