2009年05月21日

シリーズ物(続編)を考える。「天使と悪魔」公開記念!?

My Private Cinema Story Vol.8

Foreword

映画・映画館・映写・たまに古着の事を、個人的な目線で紹介していこうと思います。
第8回目は、シリーズ物(続編)を考える。「天使と悪魔」公開記念!?


「天使と悪魔」絶賛上映中!


Introduction

イタリアのローマを舞台に、ヴァチカンを脅かす秘密結社の陰謀を解き明かす宗教象徴学者・ロバート・ラングドンの活躍を描く。
全世界的に大ブームを引き起こした映画「ダ・ヴィンチ・コード」。その原作者ダン・ブラウンの大ベストセラー「天使と悪魔」が待望の映画化。





Cast   : トム・ハンクス / ユアン・マクレガー / アイェレット・ゾラー
Director : ロン・ハワード
Screenplay: アキヴァ・ゴールズマン / デヴィッド・コープ



Comments


今回は、「天使と悪魔」公開を記念!?&「レッドクリフ」100億突破!(Ⅰ+Ⅱ合計)記念!?してシリーズ物(続編)について考えたいと思います。

はじめに「天使と悪魔」は出版物としては、「ダ・ヴィンチ・コード」より早く出ているので、純粋な続編ではないかもしれませんが・・
(映画ではシリーズ第2弾になっているのでシリーズ物(続編)として考えています。)

先日、ロビーでゴミ回収をしていた時、お客様に声を掛けられました。
「よかった!“ダ・ヴィンチ・コード”よりこっちの方がよかった!」と自分は、「そうなんですか」と、まだ「天使と悪魔」を観ていなかった自分にとっては、これが精一杯の受け答えでした。

この会話?から分かるように、映画でシリーズ物(続編)は、どうしても前作と比べられてしまいがちです。 特に前作が良い出来であればあるほど、どうしても続編は厳しい評価になりがちですが、「天使と悪魔」はこの会話から察すると、シリーズ物(続編)の法則から外れた作品と言う事になります。

後日自分でも観てみて、この法則からは外れていると思いました。前作を観ていない方でも、十分楽しめる作品だと思うので是非!

ちなみに海外メディアの評価は、「何度でも観たくなる映画」「息をのむ驚きで、心拍数急上昇の連続」「この夏最高の映画」など・・



今年は、「チェ28歳の革命」にはじまり、






「20世紀少年-第2章-」「007 慰めの報酬」「チェ39歳別れの手紙」「マダガスカル2」「プリキュア」「超 劇場版ケロロ軍曹」「ドラえもん」「鑑識・米沢守の事件簿」「名探偵コナン 漆黒の追跡者」「劇場版 超・仮面ライダー電王」「クローズZEROⅡ」「レッドクリフPartⅡ」「天使と悪魔」とシリーズ物(続編)が続くなか、


来月からは、






「ターミネーター4」「スター・トレック」「トランスフォーマー:リベンジ」「エヴァンゲリヲン 新劇場版:破」「ハリーポッターと謎のプリンス」「劇場版ポケットモンスター」「アイス・エイジ3」(予定)「劇場版NARUTO 09」「ナイトミュージアム2」「ウルヴァリン:X-MEN」「20世紀少年 最終章」などの上映が控えており、


さらにアメリカでは、







「パイレーツ・オブ・カリビアン4」「スパイダーマン4」「アイアンマン2」「シン・シティ2」「セックス・アンド・ザ・シティ2」「センター・オブ・ジ・アース2」「マッドマックス4」「ゴーストバスターズ3」など次々にシリーズ物(続編)の制作が決まってきています。
個人的には、「マッドマックス4」「ゴーストバスターズ3」楽しみではありますが・・

当時のオリジナル「ゴーストバスターズ」Tシャツ








シリーズ物(続編)に関しては賛否両論あるなかで、特に印象深い言葉(個人的に)があったのでその言葉で終わりたいと思います。
シリーズ物(続編)を嫌う理由として「ロバート・レッドフォード」が言った言葉。



“終わったもののせいで、新しいアイデアを押しのけられる事が嫌い”



映画と古着をこよなく愛する34歳より。



Coming Next..   単館系の逆襲!
  

Posted by ミッテちゃんとテンくん at 16:25◆映写室便り