鹿児島ミッテ１０のシネマブログ

不定期にスタッフのオススメ作品を紹介します。
作品選びの参考になれば幸いです。

第77回作品「違国日記」
2024年6月7日（金）公開作品

【introduction】
累計販売数180万部を突破し「心が救われる」と多くの共感を得た
ヤマシタトモコ原作の『違国日記』が待望の映画化！

人付き合いが苦手な小説家の槙生（新垣結衣）と両親を亡くした少女の朝（早瀬憩）。
決して交わることのなかったふたりの、ぎこちなくも愛おしい同居生活がはじまる―。


(C)2024 ヤマシタトモコ・祥伝社／「違国日記」製作委員会

【感想】
「違国日記」は、
ヤマシタトモコの累計発行部数180万部を突破した人気作品「違国日記」を映画化した作品です。

この映画が描くのは単なる感動物語ではなく、
日常の中に潜む哲学と人間の複雑な心理を深く掘り下げたものです。

一見平凡な日常を描いていますが、その中に潜む非日常の要素が独特の魅力を放っています。
映画全体に漂う静謐な空気感は、普通の生活の中に潜むドラマを感じさせます。
特に日常の小さな出来事がキャラクターの内面を反映している点が見逃せません。

映画の終盤に至るまで、　
「家族とは何か？」　「人間の孤独とは何か？」という普遍的なテーマを探求しています。

「違国日記」原作ファンの方は勿論のこと、
繊細な人間関係を描いた作品が好きな人や感動的なドラマが好きな人は特におすすめの作品です。

ぜひ、スクリーンで！

staff：HAL10&y