2023年12月30日
スタッフ オススメ作品-Vol 70-「TALK TO ME トーク・トゥ・ミー」
不定期にスタッフのオススメ作品を紹介します。
作品選びの参考になれば幸いです。
第70回作品「TALK TO ME トーク・トゥ・ミー」
2023年12月22日(金)公開作品
【introduction】
サンダンス映画祭で話題騒然! A24が北米配給権を獲得し全米はじめ全世界で大ヒット、アリ・アスターやジョーダン・ピール、サム・ライミ、スティーヴン・スピルバーグら名だたる名匠も絶賛した新世代ホラーが、この冬、いよいよ日本に上陸する!90秒の憑依チャレンジ――ルールは簡単、“手”を握り、「Talk to Me」と唱えて招き憑れるだけ。しかし、一つだけ注意が必要だ。制限時間の90秒を超えて霊を憑依させ続けては、絶対にいけない。手軽にスリルと高揚感を味わえる行為にハマっていく若者たち。だがその代償はあまりにも大きかった。
キャッチーな設定や過激な残酷描写とともに描かれるのは、人との繋がりを強要されるSNS世代の若者たちの孤独。フレッシュなキャストを起用し、現代的なテーマとエッセンスをちりばめつつ、ホラー映画の定石を巧みに覆してみせる軽やかな演出手腕は、新世代の映像クリエイターらしい感性の賜物といえるだろう。『SMILE/スマイル』(22)、『ブギーマン』(23)など若き才能の躍進が目立った2023年のホラー映画界を締めくくるにふさわしい話題作『Talk to Me/トーク・トゥ・ミー』。その衝撃を、とくと目に焼き付けたい!

(C)2022 Talk To Me Holdings Pty Ltd, Adelaide Film Festival, Screen Australia
【感想】
「TALK TO ME トーク・トゥ・ミー」は、
全米で「ミッドサマー」「へレディタリー/継承」を超えてA24ホラー史上最高興収を記録した作品です。
物語は90秒の憑依チャレンジという斬新な前提に基づいて展開されます。
これが主人公たちの運命を大きく左右する要素となっていて挑戦の危険性と刺激が、
SNS世代の若者たちの孤独や社会との疎外感を描いていて、その深みが物語に奥行きを与えています。
脚本は見事なまでに緻密であり、登場人物たちの心の葛藤や変化が感情移入を促進する要素となっている。
映画はホラージャンルの枠を超えつつも、
新しい視点とアプローチを取り入れており独自のスリリングで洗練された雰囲気を構築しています。
音楽や映像効果も映画の雰囲気に深みを与えています。
現代社会の問題を織り交ぜて予測不能な展開と緊迫感を提供することで新たなホラーの典型を示している。
A24作品ファンの方は勿論のこと、
ホラー映画が好きな人や予測不能でスリリングな映画が好きな人は特におすすめの作品です。
ぜひ、スクリーンで!
staff:HAL10&y
作品選びの参考になれば幸いです。
第70回作品「TALK TO ME トーク・トゥ・ミー」
2023年12月22日(金)公開作品
【introduction】
サンダンス映画祭で話題騒然! A24が北米配給権を獲得し全米はじめ全世界で大ヒット、アリ・アスターやジョーダン・ピール、サム・ライミ、スティーヴン・スピルバーグら名だたる名匠も絶賛した新世代ホラーが、この冬、いよいよ日本に上陸する!90秒の憑依チャレンジ――ルールは簡単、“手”を握り、「Talk to Me」と唱えて招き憑れるだけ。しかし、一つだけ注意が必要だ。制限時間の90秒を超えて霊を憑依させ続けては、絶対にいけない。手軽にスリルと高揚感を味わえる行為にハマっていく若者たち。だがその代償はあまりにも大きかった。
キャッチーな設定や過激な残酷描写とともに描かれるのは、人との繋がりを強要されるSNS世代の若者たちの孤独。フレッシュなキャストを起用し、現代的なテーマとエッセンスをちりばめつつ、ホラー映画の定石を巧みに覆してみせる軽やかな演出手腕は、新世代の映像クリエイターらしい感性の賜物といえるだろう。『SMILE/スマイル』(22)、『ブギーマン』(23)など若き才能の躍進が目立った2023年のホラー映画界を締めくくるにふさわしい話題作『Talk to Me/トーク・トゥ・ミー』。その衝撃を、とくと目に焼き付けたい!

(C)2022 Talk To Me Holdings Pty Ltd, Adelaide Film Festival, Screen Australia
【感想】
「TALK TO ME トーク・トゥ・ミー」は、
全米で「ミッドサマー」「へレディタリー/継承」を超えてA24ホラー史上最高興収を記録した作品です。
物語は90秒の憑依チャレンジという斬新な前提に基づいて展開されます。
これが主人公たちの運命を大きく左右する要素となっていて挑戦の危険性と刺激が、
SNS世代の若者たちの孤独や社会との疎外感を描いていて、その深みが物語に奥行きを与えています。
脚本は見事なまでに緻密であり、登場人物たちの心の葛藤や変化が感情移入を促進する要素となっている。
映画はホラージャンルの枠を超えつつも、
新しい視点とアプローチを取り入れており独自のスリリングで洗練された雰囲気を構築しています。
音楽や映像効果も映画の雰囲気に深みを与えています。
現代社会の問題を織り交ぜて予測不能な展開と緊迫感を提供することで新たなホラーの典型を示している。
A24作品ファンの方は勿論のこと、
ホラー映画が好きな人や予測不能でスリリングな映画が好きな人は特におすすめの作品です。
ぜひ、スクリーンで!
staff:HAL10&y
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Posted by ミッテちゃんとテンくん at 22:58
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