2023年06月10日

スタッフ オススメ作品-Vol 45-「水は海に向かって流れる」

不定期にスタッフのオススメ作品を紹介します。
作品選びの参考になれば幸いです。

第45回作品「水は海に向かって流れる」
2023年6月9日(金)公開作品

【introduction】
シェアハウスを舞台に《年の差10歳》の2人が綴る、爽やかな“ときめき”と“感動”の物語

26歳のOL・榊さんと高校1年生の直達を中心に、曲者揃いのシェアハウスの賑やかな日常を描いた本作は、圧倒的支持と高い評価を集める田島列島の同名漫画の映画化。過去のある出来事から「恋愛はしない」と宣言する主人公・榊千紗を演じるのは、広瀬すず。国民的女優として常に飛躍をしてきた彼女が、感情を表に出さないクールなオトナ女子役で、新たなステージに挑む。榊さんに淡い想いを寄せる直達役に抜擢されたのは、若手期待の俳優・大西利空。『キングダム』シリーズで主人公・信の幼少時代を演じるなど確かなキャリアを積み上げ、満を持して等身大の高校生役を演じる。直達の叔父・茂道(通称:ニゲミチ先生)役には、高良健吾。ユーモア溢れる脱サラ漫画家を抜群の存在感で魅せた。直達に想いを寄せ、榊さんに対抗心を燃やす同級生・楓役を初々しく演じたのは、『かがみの孤城』で一躍脚光を浴び、本作が長編実写映画初出演となる當真あみ。さらには、戸塚純貴、勝村政信、北村有起哉、坂井真紀、生瀬勝久らが会話劇を盛り上げる。監督は、『そして、バトンは渡された』の前田哲。心の揺れ動きや溢れ出る感情を丁寧に映し出した。主題歌はスピッツが担当し、本作のために書き下ろされた新曲「ときめきpart1」が、登場人物たちの心情に寄り添い、この物語を一層彩っている。10歳年下の直達のまっすぐな想いが、榊さんの止まっていた時間を動かしていく――。

スタッフ オススメ作品-Vol 45-「水は海に向かって流れる」
(C)2023映画「水は海に向かって流れる」製作委員会 (C)田島列島/講談社

【感想】
「水は海に向かって流れる」は、
田島列島の同名コミックを前田哲監督によって実写映画化した作品で、
友情や成長といったテーマに加えて人間の心の葛藤や家族の絆を描いています。

前田哲監督の繊細な演出は映画全体に深みと感情の厚みを与えています。
自然の風景を巧みに活用していて美しい海や風景は見どころの一つでもあります。

物語は一見シンプルですが登場人物たちの関係性や心の変化は複雑で奥深く、
友情や家族の絆や自己の発見といったテーマには深く引き込まれていきました。

「水は海に向かって流れる」は、原作とは異なる独自の魅力を持ちながらも、
映画単体でも楽しめる作品であり視覚的な美しさと感情の深みが見事に融合しています。

原作のファンの方は勿論のこと、
感動的な人間ドラマが好きな人や映像や演出に惹かれる人には特におすすめの作品です。

ぜひ、スクリーンで!

staff:HAL10&y





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Posted by ミッテちゃんとテンくん at 23:22 │◆スタッフ オススメ作品!

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